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カメラのセンサーサイズとは?
スマホ・APS-C・フルサイズの違いを
図解で分かりやすく解説

 
カメラセンサーの違いを解説
 

物理学上の写真

 
カメラセンサーの違いを解説|物理学上の写真
 
写真を芸術的観点ではなく科学的に表すと、現実世界は3D、例えるなら上記の立方形になります。この立方形(現実世界)をカメラを使って撮影するのが写真です。写真はデータなり印画紙でアウトプットされるので2D。上記で言うと奥行きの無い正方形(平面)になります
 
センサーサイズの違いと言うのはデジタルカメラで撮影するとレンズを通じ映像がセンサーに記憶されます。この記録の際にセンサーは3D(現実世界)から2D(写真)へと変換します
 
違う言い方をすると3Dから2Dするのは、奥行きが無くなる。正しくは圧縮されます
 
この圧縮作業の際に大きいセンサーほど圧縮度が少なく「奥行きを感じる写真」になります。逆に小さいセンサーほど「奥行きを感じない平面的な写真」となる訳です
 

センサーサイズの種類と違い

 

カメラセンサーの違いを解説|センサーサイズの種類と違い
 

イラストで表すと分かりやすいですがフルサイズのセンサーサイズとスマホのセンサーサイズは、かなり違います
 
仮に同じ風景をフルサイズのカメラとスマホで撮影した場合、フルサイズは3D的な写真が撮れるのに対し、スマホは奥行きを感じない2D的な写真になります
 

カメラセンサーの違いを解説|センサーサイズの種類と違い
 
違う表現をするとスマホのセンサーが小さな船。フルサイズカメラのセンサーが大型船となる訳です
 

センサーサイズと画素数は別物

例えばスマホのカメラが5000万画素あったとします。5000万画素もあればいい写真が撮れると勘違いしがちですが、同じ5000万画素でもフルサイズカメラのセンサーとは全く別物なのです
 
カメラセンサーの違いを解説|センサーサイズの種類と違い|センサーサイズと画素数は別物
 
イラストで説明するとこんな感じです。もっと分かりやすく説明すると
 
カメラセンサーの違いを解説|センサーサイズの種類と違い|センサーサイズと画素数は別物
 
4人乗りの車に8人ぎゅうぎゅうに詰め込んで乗ってるのがスマホのセンサー。8人乗りの車に8人ゆったり乗ってるのがフルサイズカメラのセンサーとなります
 

センサーによってレンズの焦点距離が変わる

 
カメラセンサーの違いを解説|センサーサイズの種類と違い|センサーサイズと画素数は別物
 
レンズ交換可能なカメラに焦点距離50mmを装填したとするとします。フルサイズセンサーカメラはそのまま50mmですがAPS-Cセンサーカメラに装填すると75mmになります
 

この概念は 「クロップファクター(画角の違い)」です。焦点距離そのものは変わりませんが、見える範囲(画角)が変わります
 

APS-Cカメラ使用時のレンズ焦点距離の計算

レンズの焦点距離×1.5倍(キャノンは1.6倍)

18mmなら18×1.5=27mm
 

センサーサイズによるカメラの使い分け

 

カメラセンサーの違いを解説|センサーサイズによるカメラの使い分け
 

カメラはセンサーサイズによって、得意な撮影ジャンルが変わります。一般的にカメラのセンサーサイズは、大きく分けて「フルサイズ」「APS-C」「マイクロフォーサーズ」の3種類があります
 

フルサイズカメラ

フルサイズはセンサーが大きいため、画質を重視する撮影に向いています
 
そのため、ポートレートや風景写真、夜景撮影など、画質を重視する撮影ではフルサイズが有利です
 
代表的なフルサイズカメラには、Sony α7シリーズ、Canon EOS Rシリーズ、Nikon Zシリーズなどがあります

Sony α7 IV、Canon EOS R6、Nikon Z6II などは、多くの写真家に使われている人気のモデルです
 

APS-Cカメラ

APS-Cはフルサイズよりセンサーが小さいため、カメラやレンズが軽くなります。また、APS-Cは画角が約1.5倍になる特徴があります
 
代表的なAPS-Cカメラには、Sony α6000シリーズ、Fujifilm Xシリーズ、Canon EOS R7などがあります

Fujifilm X-T5、Sony α6400、Canon EOS R7 は、APS-Cの中でも人気の高いカメラです
 

マイクロフォーサーズ

マイクロフォーサーズはさらにセンサーが小さく、非常にコンパクトなカメラシステムになります
 
また、焦点距離が2倍になる特性があるため、望遠撮影にも強い特徴があります
 
代表的なマイクロフォーサーズカメラには、Olympus(OM SYSTEM)やPanasonicのカメラがあります

OM SYSTEM OM-1、Olympus OM-D E-M10、Panasonic GH6 などが有名です
 

センサーサイズの考え方

センサーサイズは「どれが優れているか」というより、どんな写真を撮りたいかで選ぶものです
 
画質やボケを重視するならフルサイズ。バランスや機動力を求めるならAPS-C。軽さやコンパクトさを重視するならマイクロフォーサーズ
 
このように、自分の撮影スタイルに合わせて選ぶことが大切です
 

カメラセンサーの違いを解説|センサーサイズによるカメラの使い分け
 

センサーサイズを理解すると
カメラの仕組みが一気にわかる

カメラの性能を語るとき、多くの人は「画素数」に注目します。センサーサイズです。
 
同じ5000万画素のカメラでも、センサーサイズが違えば写真の写り方は大きく変わります
 
大きなセンサーはより多くの光を集めることができ、ノイズが少なく高画質な写真になりやすいと言われています
 
つまり、写真の画質を理解するためには、画素数よりもまず センサーサイズの違いを理解することが重要なのです
 

センサーは「光を集める場所」

カメラのセンサーは、簡単に言うと 光を記録する装置です。イメージとしては、次のような仕組みです
 
レンズ→光が入る→センサーが光を受け取る→画像データになる
 
このとき、センサーが大きいほど光をたくさん受け取ることができます
 
逆にセンサーが小さい場合は、受け取れる光の量が少なくなるため、暗い場所ではノイズが出やすくなる傾向があります
 

センサーサイズが変わると何が変わる

センサーサイズの違いは、写真のさまざまな要素に影響します
 
まず大きな違いとして挙げられるのが 画質とノイズ耐性です。また、ダイナミックレンジにも影響します

さらに、ボケの表現にも違いが出ます
 

センサーサイズが違うと画角も変わる

センサーサイズの違いは写る範囲(画角)にも影響します
 
同じレンズを使った場合でも、センサーが小さいカメラでは写真の中央部分だけが記録されるような形になります。望遠レンズで撮ったように見えることがあります
 
例えば50mmのレンズを使った場合
フルサイズカメラ
→ 50mmの画角
APS-Cカメラ
→ 約75mm相当の画角
というように見え方が変わります
 
これは「クロップファクター」と呼ばれる仕組みで、センサーが小さいほど写真が切り取られたように見えるためです
 

センサーサイズの種類

現在のカメラでよく使われているセンサーサイズは主に3種類あります
 
フルサイズ
35mmフィルムと同じサイズのセンサーで、最も高画質な写真を撮ることができます
 
APS-C
フルサイズより少し小さいセンサーで、多くのミラーレスカメラや一眼レフに採用されています
 
マイクロフォーサーズ
さらに小さいセンサーで、コンパクトなカメラシステムを作ることができます
 
センサーサイズは大きいほど画質面では有利ですが、その分カメラやレンズも大きくなり、価格も高くなる傾向があります
 

写真初心者はここだけ覚えればOK

カメラのセンサーサイズを理解するために、まず覚えておきたいポイントは次の3つです

センサーが大きいほど

  • 光をたくさん取り込める

  • ノイズが少ない

  • ボケを作りやすい

 
センサーが小さいほど

  • カメラが軽くなる

  • 価格が安い

  • 望遠効果が強くなる

 
この違いを理解しておくだけで、カメラ選びやレンズ選びがぐっと分かりやすくなります
 


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